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トリップ・トラップin地獄

第1章 --始まりは自己紹介祭。


鬼「ところでシロさん、今日はどこに行きますか?」
シ「もう終わったのー?」
鬼「もうすぐ終わります。」
ル「今日は、桃源郷へ行きたいんです。」
カ「鬼灯様も一緒に行きませんか?」
鬼「桃源郷ですか…」
シ「行こうよ行こうよ!」
鬼「まぁ、いいですよ。」
シ「やったー!!」
鬼「彼女もつれていきましょう。」
カ「彼女?」
ル「鬼灯様、彼女とは…」
鬼「雛さんという可愛らしい方です。」
シ「もしかして!鬼灯様のイイヒトなの!?」
鬼「さぁ、それはまだわかりませんが。」
カ「まだって!マジですか!」
ル「そうなんですか?」
鬼「今は内緒です。」

茄子ちゃんと唐瓜ちゃんが戻ってきた!
鬼灯様は部屋の前にいるし、もうこのまま無視だ!

『ありがとう。結構早かったね。』
茄「除けて置いてたからね。」
唐「あの、コレですが…。」

むっちゃ嫌そうに渡すやん。。。顔もすごいよ…

『まぢかぁ…』
茄「俺は雛に似合うと思うよー。」
唐「俺もそう思うけど…」
『うーーーーん。年齢的に厳しいんd…』
鬼「何をしているんです。早くなさい。」
『ぎゃあ!わ、わかりましたから!!』

唐「茄子、ちょっと外に出るぞ。」
茄「あ、そーだね。早くねー!」


ぐっはぁ!!!!この子達まぢ天使!!お姉さん、すぐ着替えちゃうよ!
にしても………。


『どこの制服だよ……』

手にあるのは、白いシャツとピンクのリボンとチェックのプリーツスカート。リトバスか?これ、もしかしてリトバスか?バランスは可愛いと思うけど、あたしにはキッツイな…。
みんな和服なのに、なんであたしは制服なんだ。目立つじゃないか!
服を広げたり、持ち上げたりしていたら、急にノックが!!

鬼「もうよろしいですか?」
『ひゃあー!待ってください!も、もうちょっと待ってください!!』

やべーよやべーよ!もう時間がねぇ!!えぇーい!どうにでもなれ!!!!
しょうがないので、着替える。なんでサイズぴったりなの…なんて怖くなるけど気にしない!気にしたら負けだ!!

『こんなもんかな。』

一緒に持ってきてくれてた黒のニーハイと革靴。こんな中途半端のコスプレ…あたしはぜってー認めねぇ…。


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