第2章 --閻魔様と、これからのこと。
『鬼灯さまは、気になります?』
鬼「私ですか?いえ、全然。」
『なら、大丈夫です。』
うん。今まで吸ってたやつとは違うけど、まぁイケる。
はぁ~~~~~。疲れたなぁ……。
今日、いろいろあったなぁ。。
こうやって吸ってる間が一番落ち着くかも。
今日一日のことを考えてると、感極まってくるものがありますね。きちんと、感謝を伝えておこう。
『鬼灯さま。』
鬼「はい。」
『今日は、本当にいろいろとありがとうございました。』
鬼「はい?」
『出会ったのが鬼灯さまだから、みんなに会えましたし、着る服もあるし、明日からもなんとかやっていけそうです。閻魔様にはまだご挨拶してないですけどね。』
鬼「感謝されるようなことは何もしてませんよ。」
『あたしにとっては、嬉しいことだったんです。いいから、感謝されといてくださいっ。』
鬼「雛さんがいいなら、私はいいですが…。」
『はい!明日からもよろしくお願いしますね!』
鬼「こちらこそ。よろしくお願いします、雛さん。」
落ち着いていれば、鬼灯さまもキツくない。と思う。
『寝ないんですか?』
鬼「雛さんはもう寝ないんですか?」
『うーん。今から寝ると、もう起きれる自信がないです。』
鬼「そうですか。なら、私も起きます。」
『え?いいですよ?寝顔見てます。』
鬼「寝ません。」
『じゃ、じゃあ、見ないんで寝てください!』
鬼「気にしてませんよ。」
『でも、時間、早いっていってたじゃないですか。横になっとくだけでも、体的には違うと思うんですけど。』
鬼「それは確かにそうですが。」
『ほらほら、横になっててくださいっ。』
ベッドへ鬼灯さまの背中を押して、連れていく。
あぁ。あたしも布団に寝たくなってきた。