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【イケメン王宮】 もう一つのシンデレラSTORY

第8章 episode 7【ジル】〜嫉妬〜


アランから、今日は城の少し先にある丘まで遠出するという報告は受けていた。

しかし、外を見ると激しく雨が打ち付けている。


「……アラン殿が一緒ですからね。心配は無いと思いますが?」


自分でも驚くほど、酷く冷静な声が出た。


「ジルがそう思うなら、俺はこれ以上何も言うことは無いよ」


レオの瞳は、言葉とは裏腹に何か言いたげに揺らいでいたが、結局後は何も云わずに、そのまま部屋を出ていった。
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