第3章 SPARKIN’![R18]
仄暗い灯りの下。
己の欲望に忠実なヒトという生物が四体。
恥ずかしげもなく晒すのは人の恥。
それは…
とても醜くて。
とても美しい。
ヒトの、性(さが)。
「………っ‼︎」
「あらら。旦那ァ…もうおっ勃てちまったんですかィ?」
沖田の命によって奇怪な筒状の道具を取り出したあんパンは、そのグニャリと曲がる筒で銀さんの彼処をシゴいていた。
『…っお願い、も…やめ…ぁっ』
一方の私はと言うと私はベッドに座らされていた。ちょうど銀さんと向き合う様にして、だ。
乳房についたローターもそのままに、縛り付けられた脚の間にはバイブを挿入されている。
「すげ…旦那、イイもん持ってますね」
「…っん、ぁ…!」
山崎の声に混ざって聞こえる銀さんの吐息。
低くて甘ったるい、いやらしい響きだ。
不規則な上下運動を繰り返す“筒の玩具”に切なげな表情を浮かべる銀さん。
その傍らには禍々しい色をした錠剤が何粒か転がっている。
「地下街から押収した媚薬のお味はどうですかィ?かなりキクだろ…それ」
沖田は己の股間に手を這わせながらそう言ってのけた。
あたかも自分で経験済だと言うような台詞。お巡りさん、この人薬物法違反者です。
ああ、こいつらが警察官だったっけ。