第2章 欲しがる男達[R18]
ヴィィ…ン
『ん、んぅ…っ』
中を擦るピストン運動に加えて付属のバイブレーションが秘豆を刺激する。
もう、何度絶頂を迎えたか分からない。
トロンと恍惚に歪んだ私の瞳。
目に映る銀さんはいきり立つ下半身を自ら慰めていた。
「すげ…マジで興奮する」
初めて見る殿方のオナニーに私の頭はパンク寸前だ。
透明な液を垂らす銀さんのソレから目が離せない。欲しいとすら思ってしまう。
私は己の中に眠っていた性癖が芽生えるのを感じた。
ドシャァァンッ!
「ぎっ…銀さん‼︎ 私という彼女が居ながら浮気だなんて、そんな…そんな酷い事っ…興奮するじゃないのォォォ‼︎!」
『!⁉︎』
突然、寝所の天板が崩落した事によって私達は凍り付く。粉塵の中で頬を赤らめているのは赤眼鏡のくノ一。
すごく綺麗な女の人だけど…え、ていうか誰この人⁉︎
もはやお約束と化したこの手のくだりに放心しつつ、私の夜は更けていくのであった。