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君がいない、あの日から・・・

第1章 君がいない、あの日から・・・


「え?ちょっ!」
手を引かれてあるくこと五分・・・結界ギリギリの場所まで来ると彼女は手を離し振り向く。
「フレン、怒らないで?」
そう言うと彼女は結界の外へでる。
「アル!?「大丈夫!」
僕は彼女の大きな声を聞くとゆっくり結界の外へと行った。
「最近の研究でね…結界の外に出ても10メートル以内の場所に居れば魔物が襲って来ないってわかったの…それとね、いまユーリが魔物を遠くに引き連れていってくれてるし海の方に簡易結界張ってくれたの」
彼女は嬉しそうに語る。
アルは魔導器(ブラスティア)の研究と魔物の研究をしながら
酒屋でアルバイトをしている。
「ところで、どうやってそんなことを調べたんだい?」
僕自身も結界の外に出て彼女の側へ行く。
「勿論ユーリを使ってだよ」
と、笑い乍そっと手を繋いできた。
「あはは…まあ、ユーリがいいならそれでもいいんだけど…」
そういって苦笑いした。
そして、海に向かって歩いた。
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