第3章 痛みの先の快楽
吸血されてからどのくらい経ったのだろうか。
部屋で気絶していたらしい。
今はだいたいお昼の12時ぐらい。
学校もまだ先だし、どうしようかなぁ……。
よし!寝ようかな!
だがさっきからずっと喉がかわいているので水を飲んでから寝ることにしよう。
そして私はキッチンへ向かった。
ジャーッ
水道のコックをひねって水を出した。その時、
「あ、美月ちゃんだぁ〜こんなところで何をしているのかなぁ?」
「キャアッ!?」
突然耳元から聞こえたネットリとした声。
そして少し洋服が濡れてしまった。この声はライトくんか・・・。
「あぁっ、ごめんねぇ服が濡れちゃったなぁ、そのままだと風邪引いちゃうねぇ・・・。それ、脱ぎなよ。」
「え!?そんな、脱ぐわけないでしょ!」