• テキストサイズ

愛しい吸血鬼達とドSな日々【ディアラバ】

第3章 痛みの先の快楽


ここで今日から暮らすのか…。生活のサイクルも今までと逆だし…。
そう言って私はため息をついた。

「オイ、お前はなんでいつもため息しかついてねぇんだよ?」

「それはだって……ってキャアっ!?なんでここにアヤト君がいるの!?ここ私の部屋だよっ!しかも鍵閉めたはずなのになんで!?」

「こんな部屋の鍵くらい、簡単に開けられるに決まってんだろ。」
いや、そんな堂々と言われても……。
言い返そうとした時


ドサッ


「え……?」
アヤト君が上にいる……?
これはまさか……ベッドに押し倒された・・・?

「ええええっ!?ちょ、ちょっと待ってなにするつもり!?離してっ!」
必死に抵抗してもビクともしない。

「お前・・・・吸血されるのはハジメテだよな?」

「いや、、、、離して・・・。」
このまま行ってしまったらもう元には戻れない。
いや、戻らなくなる。

「答えになってねぇな。まぁいい。ハジメテの記念にとびっきり痛くしてやるよ。」

そしてアヤト君は私の首筋にキバを突き立てた。

プツっ

「いたいっ・・・」
皮膚の破ける音がして血がなくなる感覚がする。

「!?オイ美月お前がここにきた理由がわかった。・・・・お前の血は、ユイと同じくらい、いやそれ以上に極上だ。もっと・・・よこせ・・・。」

「やめてぇ・・・痛いのはもういやぁ・・・。」
これ以上やられたら倒れちゃうよ.....。

「仕方ねぇな。....じゃあ気持ちよくしてやるよ。」

!?
そう言ってまたアヤト君は私の首筋にキバを突き立てた。

「んんっ・・・な・・・に、これ」
体の奥が..熱いっ、、

「お前、吸血されて気持ちよくなってんの?相当な変態だな。」
そう言ってアヤト君はククッっと笑った。

そのままアヤト君は部屋から出て行った。
/ 12ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp