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〈黒バス〉ほのぼの帝光保育園

第2章 4月


そんな事をふっと思い、哩苑は少し昔を懐かしんだ
龍「ここが図書室」
『あれ?なんか、他の教室よりキレイですね』
龍「ええ、ここは建て直されたの」
『へー』
龍「ふふふ、絵本だけで1500冊はあるのよ」
『ええ!?せ、1500冊!!?』
龍「子供達のリクエストに答えていたらいつの間にかこんなにたくさんになっちゃったのよ」
と彼女は微笑みながら肩をすくめた
『うわー』
天井に届きそうな本の数に見上げる哩苑の視界に一つの人影が映る
『あ、誰かいますよ?』
龍「あら、あれは倫先生だわ」
『倫先生?』
龍「ええ、先週入った男性の先生なの」
『へー』
見つめているとその人影はこちらに気づいたのか近寄ってきた
「こんにちは」
『あ、どうも』
龍「こちら、今日からここで働く長村哩苑さんよ」
『どうも長村哩苑です』
「どうも火山倫です」
一通りの自己紹介を終えると彼は仕事があるのでとさっきまでいた場所に戻っていった
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