第6章 暖かい日差し
「( ・_・)」
『ん?』
冬井達が教室から出ていった後哩苑は後ろから視線を感じた
『どうしたの?』
「せんせぇ、しゅりけんおれる?」
『しゅりけん?』
「うん」
『良いよ、折ってあげる』
「ほんとぉ?」
『本当』
そう言うと少年は満面の笑みでこう言った
「なわけねーだろばーか(*´▽`*)」
『え!?(;゚д゚)』
「しゅりけんなんていらねー…」
倫「こーら、真くん。ばーかはだめだよ」
真「う!?りんせんせぇ…」
倫「まったく、僕や椿先生がいないとすぐそうやって人を馬鹿にするんだから」
彼がそう言うとまるでそれが合図だったみたいに教室の扉が開いた
椿「たーだいま」
俊「居間にただいま!きたこれ!」
鉄平「それふつうじゃないか?」
順平「いじゅきだまれ」
『あ、おかえりなさい』
椿「はい、これ」
と彼女が哩苑に渡したのはビニールに包まれた赤い画用紙