第6章 暖かい日差し
ここは暖かい日差しが差す桜草組の窓辺
椿「いやいやいやいや、それはオドリコソウ。あたしが言うてんのはぺんぺん草」
「ぺんぺん草?」
椿「せや、ぺんぺん草」
「うーん…あ!あれかな?」
椿「どれ?」
「あの白いはながついているやつ?」
椿「おおー、俊くんせーかいや」
俊「やった!」
『こんにちはー』
椿「あれ?哩苑先生どなんしたん?」
『椿先生に聞きたいことが』
椿「何でも聞いて!」
『赤い画用紙ありますか?』
椿「赤い画用紙?うーん、この前使ったからなー。あるかな?ちょっと探してくるね」
『あ、はい』
「つばきせんせー、おれもいく!」
椿「えー、鉄平だけじゃ頼りないなー」
鉄平「〣( ºΔº )〣」
「んじゃあ、おれもいく」
椿「順平は頼りになるから連れてく」
鉄平「えええ!!ひゅうがつばきせんせーにゆうかいされるのか!?」
順平「そんなわけあるか!だあほ!!」
『賑やかですね』
椿「まぁ、このやりとりはいつものことやから(^^ )」
俊「つばきせんせー」
椿「どうしたん?」
俊「舌がどうした?きたこれ!」
椿「なんでやねん!」
そんな事をしながら冬井は三人を連れて教室から出ていった