第2章 出会ってしまった!!
お母さんが家出をした。もちろん理由はお父さんとの件だ。お父さんは、ばれてはならないと焦っていた。返ってきちゃダメ。私はずっとそう思っていた。だってお母さんがいない間お父さんに暴力の標的になったのは私だったから。私になればお母さんや弟に暴力が振るわれなくてすむ。私は絶対に泣かなかった。それは弟に悪影響だったようだ。弟はものすごく真面目で怖い子になってしまった。なんというか病んでしまったというかもう怖くなってしまった。
そんな時、インターホンがなった。お父さんは警察に行っていると言っていたがお母さんを探しているのだろう。
「は~い。」
うっ。お腹が傷んだ。この頃激しくなってきた虐待でかなりお腹が傷んでいた。弟に合図すると私を起こして玄関まで連れて行ってくれた。玄関を開ける。そこには男の子が3人とお父さんとお母さんみたいな人が立っていた。
弟が受け答えをしてくれる。私は、彼らが気に入ってしまった。とっても嬉しかった。だって彼らが隣の家に住むといってきたのだから。これで開いていた隣の家が1つ埋まる。これで声が届く。朝月さんというらしかった。仲のよさそうな家族だな。とってもうらやましかった。おかしをもらった。お父さんは何かをもらったらお返しするのが普通だと言っていた。しかし弟がうっかりしてお返しを渡すのを忘れてしまっていた。私は、お母さんがご飯がもらえないい時に食べなさいと言われていたチョコレートもって走った。
弟が虐待を受けてしまう。私は必死だった。