第8章 トリップ?と、誤解
理棘in檸檬「チッ。もう来おったか。」
なんだろう・・・あの人・・・。
突然何故か体育館の中で吹き始めた吹雪の中には、
うっわ〜。スタイルイイな〜
着物を着た女の人が立っていた。
?「ふふふ。美味しそうな者が沢山おるのう。」
美味しそうな者?
?「特に・・・そこの・・・お ま え〜〜〜。」
ビシッと女が指差したのは・・・
え?私!!!?
?「ははははははっっっっ!!!旨そうよのう!!!!!!」
え?えっっっ!!!?
バン!と床を蹴って、
ひやああああああ!!!近づいてくるうううううう!!!
咄嗟に腕を顔の前でクロスし、衝撃に備える。
腕の隙間からは、狂ったような女の人の顔。
?「あはははははっっっっっっっ!!!」
ああ、私・・・。
死ぬかも。