第6章 地獄の合宿。
その日のうちに高尾くんからメールが来た。
差出人:高尾くん
件名:おつかれー!
本文:
寝てる真ちゃんに
落書きしてみた(笑)
ーENDー
そして添付ファイルに落書きされた緑間君の写メがついていた。
思わず笑ってしまった。
高尾くんは、すごく面白い人だった。
そして、緑間くんともすごく仲がいいようだった。
次の日も秀徳との合同練習だった。
高尾「お!るりちゃん!はよーっす!」
るり「あ、おはよう!」
高尾「昨日送った写メ見た?傑作だったっしょ!」
るり「見たぁ!あの後大丈夫だったの?」
高尾「あぁ、あの顔のままキレてたよぉ、まじウケたね!」
るり「ブハっ、想像したら…めっちゃ面白いね!」
緑間「おい、お前らいつからそんな仲良くなったのだよ。」
るり「わぁ!びっくりしたぁ!」
高尾「ははは、真ちゃん恐い顔してどうしたの?」
緑間「ふんっ!別に何もないのだよ!」
そういって緑間くんは秀徳のベンチの方へ行ってしまった。
高尾「あ!ちょ、真ちゃん待てよぉー!じゃぁ!るりちゃん、またねぇ!」
るり「またねぇ!」
そうして高尾くんも緑間くんの後について戻った。