第1章 誠凛高校入学!
~休み時間~
るり「黒子くん、誠凛だったんだね!」
黒子「はい。」
るり「私、この学校に知り合いいないって思ってた!黒子くんが居たんだね!よかったぁ」
黒子「そうですか。僕も神谷さんが居てなんだか嬉しいです。」
そういって黒子くんはフワっと笑った。
つられて私も笑った。
黒子「そういえば…神谷さん、髪切ってしまったんですね。雰囲気変わりました。」
るり「…っぁ。そうか、黒子くんは全中の後すぐやめちゃったから知らないのか・・・」ボソ
黒子「え?」
るり「…あ!なんでもないよ!そう!イメチェンしたの!高校デビュー的な!」
黒子「…そうですか。あんなに長かったのに。」
るり「…うん。思い切ってボブになってみましたぁ♪」
黒子「…っえ!?ボブ…になったんですか?」
るり「うん!似合うかな?」
黒子「あ、えっと…外国の人みたいですね。」
るり「ん?褒めてくれてるのかな?…わかんないけど、ありがとぉー」
黒子「あの、呼び方は今まで通りでいいですか?」
るり「ん?呼び方?うん!今まで通りで全然いいよ!」
黒子「そうですか。よかったです。」
るり「ん?何か黒子くんと話すると不思議な感じになるね!」
黒子「そうでしょうか?」
るり「そうですよぉー」
黒子「そういえば、神谷さんは何か部活に入られますか?」
るり「んー…。まだ決めてないかもぉ。黒子くんは?」
黒子「僕は…バスケ部に入ろうと思います。」
るり「!?…バスケ部…?」
黒子「はい。神谷さんも一緒にしませんか?」
るり「…。」
黒子「…神谷さん?」
るり「あ。ごめん、私はいいや…。」
黒子「…?そうですか。」
それからクラスにお互いに友達ができ、
黒子くんとは挨拶程度になっていった。
黒子くんはバスケ部に入ったようだった。