第6章 地獄の合宿。
高尾(?)くんが居た。
るり「あ、こんばんわ。」
高尾「こんばんわ!ねぇねぇ、暇ならちょっと話さない?」
るり「え?あ、いいですよ。」
高尾「やったぁ!俺、あんたに超興味あったんだよねぇ!」
るり「え?」
高尾「ここじゃなんだし、自販機の前でも行こうぜ!」
そうして、私と高尾くんは自販機の前へ移動した。
高尾「んーと、飲み物何がいいー?」
るり「え?あ、自分で買いますよ!」
高尾「えぇ?いいって!おごってやるよ♪」
るり「え?でも!」
"ガコン"
高尾「ごめん、サイダー買っちゃった!飲める?」
そういってサイダーを差し出してきた。
私は受け取った。
るり「え?あ、ありがとうございます。」
高尾「あ、俺、高尾和成、真ちゃんと同じ秀徳の1年でPGやってる!よろしくね!」
るり「え、あ、どうも。」
高尾「あんた、真ちゃんの何なの?元カノかなんか?」
"ブッハァ"
私は飲んでいたサイダーを思わず噴出した。
るり「ゴホ…ゴホ…!っちが…ゴホ!」
高尾「え?大丈夫?」
るり「違います!!」
高尾「そんな必死な顔で否定しなくてもぉー」
るり「てか、何で元カノと思ったんですか?」
高尾「えー、だって真ちゃんが、ずっとあんたの事目で追ってるからさぁ」
るり「!?」