第5章 始動。
「ちょっとぉ…私練習してきたんだけど…料理。」
ちょっと涙目の誠凛の女監督さんが居た。
日向「っな!カントク!!!」
るり「あ、はじめまして!神谷です!」
リコ「はじめまして、監督の相田リコです!話は黒子くんから聞いてるわ!敏腕マネージャーだったそうね!」
るり「あの・・・料理・・・」
リコ「あ、いいの…私料理下手だから…。神谷さんが作ってくれる方がきっとみんな喜ぶよ…」
木吉「リコ…」
ふとリコ先輩の手が目に入った。
絆創膏でいっぱいだった。
きっとすごく頑張ったんだと思う。
るり「あ、あの!一緒に料理しませんか!私、先輩のサポートします!」
リコ「え?」
~30分後~
リコ、るり「寄せ鍋!できましたぁ!」
全員「おぉぉぉぉ!!!???」
日向「・・・ん、何か美味そうでもまずそうでもない…普通の見た目だ…。」
"もぐもぐ"
日向「!!!!?????」
火神「どうしたんっすか!?」
日向「味も、美味くもまずくもない…普通の味だ…!」
伊月「本当だ!普通の味だ!」
木吉「なんか…中和されてる!」
リコ「え!?なんなのよそれぇ!」
るり「もぐもぐ…あ、本当だすごく普通だ。」
黒子「でも、普通でいいんじゃないんでしょうか」
火神「あぁ。食えりゃなんでもいいよ!」
小金井「そうそう!普通が一番だよな!水戸部!」
水戸部:"コクコク"
こうして、私は誠凛の夏合宿にお手伝いとして
参加することが決まった。