第33章 ドキっ!キセキだらけの水泳大会!?
そんなこんなで私たちは赤司くんの命令により
温水プールの前に集合していた。
誠凛からは
私と黒子くんと火神くんとリコ先輩と
日向先輩と木吉先輩とアレックスさんが来ていた。
その他のメンバーは体調不良やなんやら理由をつけて来なかった。
アレックス「うぉぉ!プールだぁ!タイガ!プールだぞ!」
火神「あー!うっせぇ!ちょっと落ち着け!アレックス!」
アレックスさんは何だか嬉しそうだった。
黒子「にしても…赤司くんは突然どうしたのでしょうか。」
るり「うん。なんか夏に自分だけハブかれたのが寂しかったらしいよ。」
黒子「…はぁ。」
私と黒子くんはこれからの事を想像しながら
胃を痛めていた。
リコ「にしても、オープンして2日目ぐらいなのに人少なすぎじゃない?」
木吉「まぁ、冬だからな。プールなんて行かんだろ。」
日向「いや、温水プールは冬だけどプールで遊べるってのが利点だろ?さすがにコレは少なすぎじゃ…」
先輩たちは人が全然居ないのを警戒していた。
みんなでワイワイと話していると
そこへ赤司くんが現れた。
赤司「やぁ!みんな!今日は来てくれてありがとう!今日はこのためにプールを貸しきりにさせてもらったよ!」
赤司くんはニコニコとしていた。
るり(へ!?オープン2日目に貸切って…金か!?金なのか!?)
赤司「やだなぁ、るり。金じゃなくて僕のカリスマさっ!」
赤司くんは爽やかな笑顔でそう言った。
黒子「あの…他のみんなは?」
赤司「ん?先に入って着替えているよ。君たちも早く入って着替えるんだ。」
私たちは赤司くんに言われるまま
中へと入り、更衣室へと向かった。