第31章 誠凛VS桐皇
第3Qが始まった。
黒子くんは再びコートに戻った。
彼の投入により、
チームの雰囲気は一気に良くなった。
が、
さつきちゃんのデータによる策略か
るり「…今吉さんが…黒子くんのマーク!?」
完全な黒子くん対策を
実行してきた。
そして、青峰くんの野生が覚醒。
黒子くんのミスディレ効果切れ。
観客や見ている誰もが
誠凛は負け…そう思った。
るり「…っ。」
黒子『次じゃない…今勝つんだ!!!!』
るり「誠凛いけぇぇぇぇぇ!!!!」
私は精一杯の声を出してみんなを応援した。
試合展開は気合だけじゃ変わらない。
…そう
誠凛には本当の最後の切り札があった。