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COLORS☆黒子のバスケ

第31章 誠凛VS桐皇


るり「…あ」

リコ先輩はすぐにTO(タイムアウト)を取りに出た。
が、時はすでに遅く、

黒子くんの新しいパスさえも
青峰くんによって防がれた。

黒子くんの表情がみるみる曇った。

るり「…。」

心が割れそうなぐらい
痛んだ。

"誠凛高校TO(タイムアウト)です。"

そのアナウンスとともに皆戻ってきた。

リコ「ひとまず黒子くんは一度交代よ。」
そのリコ先輩の一言に

黒子くんの表情は歪んだ。

私はうつむいたままの黒子くんに話しかけようとした。

るり「くろ…!!」

黒子「…しょう…ちくしょう」
黒子くんは泣いていた。

私はなんと声をかけていいのかわからず、
ただただ、彼を見つめていた。


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