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COLORS☆黒子のバスケ

第30章 賭け。


~広場~

緑間は黒子達にその時見た光景、
そして、それに至るまでの赤司の心情の考察を語った。

緑間「とにかく赤司の神谷に対する執着は元から激しかったのだよ。何故かはわからない。」

黄瀬「ぶほっ!ちょ!それ本気で言ってんスか!?」

緑間「む!黄瀬!このシリアスな雰囲気で吹き出すとは!何を考えているのだよ!別に変な事言ってないのだよ!////」

緑間は黄瀬に笑われて真っ赤になった。

黄瀬「いや、悪かったっス。だって、緑間っち鈍感すぎるっスよ。」

緑間「なんだと?」

黄瀬「言わずとも皆わかると思うスけど、キャプテンはるりっちの事好きだったんスよ。だから、他の奴に渡したくなかったんスよ。」

緑間「なん…だと…!?」
緑間は驚いた。

黒子「緑間くん、ふざけてるんですか?そんなの聞いてればわかりますよ。」

緑間「そ、そうか。だから、あんなに神谷に執着を…。」

火神「まぁ、とりあえず、俺たちがあいつに勝てば、神谷は自由になれるって事だよな?簡単じゃねぇか。なぁ!黒子!」

火神はクシャっと笑い黒子を見た。

黒子「はい。」
黒子も笑顔で火神を見た。

緑間「一つ言っておく、あいつは強いぞ。」

火神「んなこたぁ、言われなくてもわかってる。お前らも充分化け物だったからな。」

火神はニヤっと笑った。



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