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COLORS☆黒子のバスケ

第4章 すれ違い。


秀徳戦後の学校。

るり(あー、勝ったかなぁ。負けたかなぁ。ソワソワする。)

"ガラ"

私は教室に入った。
火神くんも黒子くんも机に突っ伏して寝ている。

るり(うわ!あれって負けて凹んでるとかかな…)

私は静かに席についた。

"ガバッ"

るり「うぉ!?」

火神くんが勢いよく起き上がった。
机に突っ伏してたからおでこが赤くなっている。

火神「んだよ、そんなマヌケな声だして」

るり「いや、急に起き上がるからびっくりした…。」

火神くんはじっと私を見つめてきた。

るり「えぇ!?何?」

火神「おい、神谷…」

るり「はい!」


火神「緑間に勝ったぜ!」

火神くんはニィっと歯を出して笑った。

るり「えぇ!?うそぉ!?」

火神「ばぁか!嘘じゃねぇよ!本当だよ!」

るり「えぇ!?すごいじゃん!おめでとう!」

私もなんだかすごく嬉しくなった。

火神「あ、あとお前…」

るり「ん?」

火神「昨日、正邦戦、応援に来てくれたんだってな。ありがとな。」
火神くんはなんだかモジモジしながら言った。

るり「え!?あ、うん」

黒子「火神くん4ファウルでしたけどね。」

るり、火神「うわぁ!?」

黒子「驚きすぎです。いい加減慣れてください。」

火神「あー!もう4ファウルの話はいいよ!」

るり「ははは、津川くんはやりにくいプレイヤーだもんね。仕方ないよぉ」

黒子「にしても、頭に血ぃのぼりすぎです。」

火神「うっせ!勝ったんだからいいんだよ!」

るり「ははは、そうだねぇ!てか、何で私が応援行った事知ってるの?」

火神「あぁ。昨日黄瀬が言ってた。」

るり「あぁ、黄瀬くんがね♪」

るり(黄瀬くん…っは!)
私は昨日の記憶がフラッシュバックしてきた。






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