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COLORS☆黒子のバスケ

第24章 ロミオとジュリエット!?


屋上につくと火神くんは背伸びをした。

火神「ふぅー、すっきりしたぁ!」

るり「…ぶは、ストーリー壊し過ぎでしょ!」

私はこらえてた笑いが一気に噴出した。

火神「あぁ!?笑うなよ!ずっとあのジメジメした話にイライラしてたんだよ!これが俺流ロミオとジュリエットだ!」

そう言って火神くんはドヤ顔をしていた。

るり「もぉ、絶対先生怒ってるから!知らないよ。」

私は相変わらず笑いながら言った。

火神「神谷。」

るり「ん?」

火神くんはやけに真面目な顔をした。

火神「俺さ、お前にずっと言いたかったんだけど、言えなかった事があるんだ。」

るり「ん?何?」

火神「でも、この話読んでみて、なんつーか、言える時に言わないとって思ったんだ。だから、聞け!」

そう言うと火神くんは深呼吸をした。
そして、私の目の前に来て私の手を握った。

るり「う、うん。」

私は怖い顔をした火神くんを見つめた。

火神「神谷!俺、お前の事す」
先生「やぁぁぁっとみつけたぁぁぁぁ!!!!」

火神くんが何かを言いかけた時に凄い勢いで先生がやってきた。

そして、教室へ強制送還された。

教室では授業中に脱走した事への先生による公開説教がはじまった。

先生「まぁ、あの火神くんの物語への熱意に免じて今回は許してあげます!みんなもそれでいいかしら?」

先生がそういうとクラス中から拍手が巻き起こった。

先生「ま!これに懲りたらもう寝るのも脱走も禁止よ!」

そうして授業終了の予鈴がなり、
授業は終了した。

私と火神くんはクラスの人達からたくさん写メを撮られた。



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