• テキストサイズ

COLORS☆黒子のバスケ

第18章 温泉合宿~その1~


私の打ったサーブは軽々と青峰くんに返された。

青峰「っは!軽いな!」

るり「まだまだこれから!」

私はラケットに力を込めた。

"カン!"

ピンポン玉は良い音を立てて青峰くんのコートへ飛んでいった。

青峰「ばぁーか。こんな玉簡単に…」


"カランカラン"


青峰くんのラケットが飛んで行った。

青峰「なん…だと!?」

日向「ワンバウンドしたにも関わらずあの威力だと!?」

木吉「ボブさんの細腕でなんであんな威力が…」

場は騒然となった。

リコ「体重移動の仕方が上手いのよ。」

伊月「体重移動?」

リコ「そう。あと、腕を振るタイミング、踏み込みのタイミング、球をヒットさせるタイミング全てがパーフェクトなのよ。」

黒子「…なるほど。神谷さんにそんな才能が…」

私はドヤ顔で呆然としている青峰くんを見た。

青峰「…ははは。面白れぇじゃねぇか!」

青峰くんは笑った。

そして、目つきが変わった。

青峰「やってやろうじゃねぇか…。」

私の背筋はゾクっとなった。

/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp