第17章 誠凛VS霧崎第一
リコ「もう、これから気をつけてよね?怖い思いさせてごめんね。ありがとう、るりちゃん」
そう言ってリコ先輩は私を抱きしめてくれた。
るり「りこせんぱぁぁい」
久々に声を出してワーワーと泣いてしまった。
日向「ま!これでWC出場決定だな!日本一までかけあがるぞ!!!!」
全員「おう!!!!」
波乱は少しあったけど、
無事にWC出場までこぎつけた。
なんだか、私はドキドキしていた。
帰り道、
みんなと別れて一人になった時。
私の携帯電話の着信音が鳴り響いた。
るり「…誰からだろう?」
私は液晶を見た。
るり「・・・・・!!!!」
思わず、そのまま固まってしまった。
携帯の着信音は鳴り止み、
液晶の画面も待ち受けに切り替わった。
そして、こう表示された。
『着信あり 赤司征十郎』