第16章 続 大カラオケ大会
桃井「…くしゅんッ、寒いですね。」
黒子「上着貸しますよ。さすがにこの時期に16度は寒いですね。」
そう言って黒子は上着を桃井に渡した。
桃井「て、テツくん…!やっぱりステキ!」
るり「…寒い。」
高尾「あ、じゃぁ、冷房切るわ。」
"ピッ"
高尾は冷房を消した。
るりはふらっと緑間の方へ歩いて行った。
るり「ねぇ、寒いから暖めてー」
緑間「あぁ、じゃぁ上着を貸すのだよ。」
そう言って緑間は上着を脱ごうとした。
るり「ぎゅってして?」
るりは緑間に抱きつき、上目遣いでお願いした。
緑間「…っな!?み、みんなが見ているのだよ!だ、だめなのだよ!…でも、ちょっとだけなら…」
そう言って緑間はるりの腰に手をまわそうとした
"ガシッ"
紫原「ミドチーン?それ以上動いたら…」
背後から紫原が緑間の頭を掴んだ。
緑間「え!?ちょ!待つのだよ!?…あれ?」
るり「…スースー…むにゃ」
緑間「…寝ているのだよ。」
高尾「あ、本当だぁ。るりちゃん真ちゃんの腕の中で寝ちゃってるねぇ」
青峰「あぁ?じゃぁ、そのまま起こすんじゃねぇぞ?」
火神「ん?でも別に言うほどやばくねぇじゃねぇか。別にそんな問題ない気が…」
氷室「確かに。あれはあれでなんか可愛くていいんじゃないのか?」
黒子「…そうですね。でも、甘えんぼモードは一番マシですから。次、どうなるかが問題です。」
今吉「どういう事や?」
桃井「るりちゃんは酔いが醒めるまで起きるたびにモードが変わるんですよ。だから…次起きると…」