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時の贈り物*[幽遊白書]*

第35章 予感的中


~時音side~




「四聖獣?」

ぼたん「そ。今回の指令は、妖魔街へ行って四聖獣を倒すこと!」

また大掛かりな仕事になりそうね…。

放課後。
生徒会室で仕事をしていると、ぼたんが急に乱入してきた為一時中断。

取り敢えず廊下に出て話を聞けば、四聖獣を倒せとの霊界からの命。

しかも今回は相手が悪すぎる。

「じゃあ、私は幽助と同行すればいいのね」

ぼたん「あー、その事なんだけどね。お時ちゃんはあたしと人間界にいる魔回虫の駆除なんだよ」

「……え?じゃあ、幽助一人で行けって事!?流石にそれはまだ無理があるんじゃない?」

ぼたん「大丈夫!代わりに蔵馬と飛影にご同行お願いするからさ」

成る程、そうきたか。

この前蔵馬が、幽助の仕事を手伝う事で免罪も可能だって言ってたっけ。

「でも、どうして私は駆除係になったの?」

ぼたん「だってお時ちゃん、まだ妖力が不安定なままだろ?そんな状態で妖魔街に行かせるわけにはいかないってコエンマ様が言ってたのさ!」

「…そうだったの」

それを言われると、今回は大人しくしておくしかないわね。

妖力が不安定な状態で戦闘に赴くなんて事したら、力が暴走してとんでもないことになってしまうから。

ぼたん「と、いうわけで。あたしはこれから幽助を妖魔街へ連れていくから、お時ちゃんは蔵馬と飛影をお願い」

「わかったわ」





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