第30章 二匹の守護霊
ぼたん「まぁ、とりあえずめでたしめでたしってことだよ。
幽助には、あたしがさっき伝えといたからさ。
ま、幽助の一番の難問は、螢子ちゃんだけどね」
「なんでそこで螢子ちゃんが出てくるのよ」
ぼたん「コッチの話しさね」
「??」
ぼたんの言ってる意味がよくわからないけど…
ぼたん「それよかお時ちゃん。蔵馬と仲直りしたのかい?」
「うん、昨日の夜話し合って。ちゃんと仲直りしたよ」
ぼたん「そうかい、ならよかったよ~
それと最後に一つ!!」
「まだあるの?」
ぼたん「明日、駅の近くの喫茶店で十時に待ち合わせね。
大事な話があるからさ」
「今ここじゃダメなの?」
ぼたん「うん、灯夜ちゃんも来るかい?」
灯夜「ううん、僕は遠慮しとくよ」
ぼたん「そうかい?じゃ、お時ちゃん明日よろしくね」
それだけ言うと、ぼたんは霊界へ戻って行った。
ここじゃ話せない話か…
一体何だろう…
色んな意味で妙な疑問を持ちながら、明日を向かえることになる私だった。