第21章 世間は狭い
螢子「今日は本当にありがとうございます」
「そんなこちらこそ、楽しかったわ。また時間があるとき、ゆっくりお茶でもしましょう」
螢子「はい!では、失礼します」
と、ペコリとお辞儀をして方向転換する雪村さん。
「ちょっと待って!!」
螢子「はい?」
「これからは私のこと"時音"って呼んでちょうだい。"土御門先輩"って長いし。
それにあなたには苗字より、名前で呼んでもらいたいの。私もあなたのこと"雪村さん"じゃなくて、"螢子ちゃん"って呼ばせてもらってもいいかしら?」
螢子「はい!勿論です。これからも宜しくお願いします、時音さん!!」
「私の方こそこれからも宜しくね、螢子ちゃん。
それではごきげんよう」
螢子「はい、また!」
そうして私にはとても可愛いい後輩ができた。
幽助の探偵助手ってなると、螢子ちゃんとも長い付き合いになりそう。