第1章 「コード:00の存在」
氷の壁を消した瞬間、來美が人見が行動をとる。來美は左から人見は、右から攻撃を仕掛ける。
彼女は、沢山の剣を出現させ、相手に攻撃をする。人見は、雷を走り出せて攻撃をする。
次々と、相手を倒しものの数分で片付けた。残りは、下側に付くSP2人と下側だけだった。
人見は、下側に向かって………。
「…………遺言とかある?」
冷静な口調で言う。その前にSPの2人が、人見に向かって引鉄を押そうとした瞬間………。
バッシャーンッ!
來美の操っている水が、2人のSPを襲う。水に包まれたSPは、すぐに動きが止まった。完全に、死んだ。
下側は、青ざめていた。下側は、膝から崩れてその場に座る。來美は、黙って人見を見守っていた。
「……じゃあ、遺言なし………という事で……。」
人見は、そう言って雷を発生させ下側を襲う。下側は、苦しげに声をあげて、倒れる。ピクリとも動かない。
死んだのだった。人見は、來美の方を見て言う。
「今日の任務は、終わった。帰るとしますか。」
人見の一言に、來美は頷いて『エデン』の場所に向かった。
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『エデン』に着き、早速さっきの報告をする。任務に成功したと言うと、藤原は不気味な笑みを浮かべるのだった。
來美は、その様子を無言で見つめていた。そして、藤原は言う。
「ご苦労だった。2人共。次も、期待するよ。」
不気味な笑みから普通の笑みに、変わっていた。來美と人見は、頷いて部屋を出る。來美は、あの約束を思い出し人見に言う。
「それで、人見さん。話とは?」
「そうだね、ここじゃ話しにくいから、外に出ようか。」
人見は、微笑んでそう言って、來美と共に外に出ることになった。