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禁断で濃厚な果実

第10章 図書室での出来事


美晴「何とかなるかなー」

まどか「うちらに任せて」

美晴「うちら??」

まどか「そ!いざという時にね」

美晴「もしかして、先輩?」

まどか「それくらいしかなくない?(笑)」

美晴「それはダメ!!」

今まで美晴が声を大きくする事はなかったが
この件に関して周りにバレたくないのと
先輩に責められるハリーの事を考えたら
気付いたら大きいこえで言っていたのだ
ただ、体育の授業で周りが騒がしいため
そこまで皆に聞こえる声ではなかったのだ

まどか「美晴?」

美晴「あ、ごめん、それするとハリーがさ」

まどか「嫌、うちこそごめん」

美晴「何かあればハリーから相談しに行くよ」

まどか「そうだよね、ハリー次第だね」

美晴「本当にどうしようもなかったらね?」

まどか「そん時は必ず美晴の味方だから」

美晴「本当にありがとう」
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