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天使と神様

第1章 突然の出会い



「麗奈ー、幸輝くん来てるわよー」
「わかったー、部屋に来てもらっても大丈夫だよー」

向かいの家に住む、3つ年上の古風幸輝(こかぜこうき)とは小さい頃から一緒にいるので、兄妹のような関係だ。

大学生活にも慣れてきたのか、最近また頻繁に家に来るようになった。

「よっす!」
「よっす!今日は何の用事?」
「暇潰し。」
「あー、いつもと同じね」
「漫画読んでていい?」
「お好きにどうぞー」

大学の勉強は大丈夫なのだろうか、友達はちゃんと出来たのだろうか、そんな心配をしながらも私は学校の宿題に取りかかる。

それでも、内心では会いに来てくれることを嬉しく思っていた。

「今日も晩飯ご馳走になっていって大丈夫かなー。」
「んー、大丈夫だと……」



その時だった……

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