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If, to remember that my【進撃の巨人】

第1章 2000年後の君は





「どうした、リヴァイ」

「…いや、……」

「…何か見えたのか?」

「…………………なぁ、エルヴィン」

「ん?」

「………サリを、見たといったら、信じるか?」

「…サリ?……いたのか」

「いや、遠すぎてよくわからなかったが、…」

「………そうか。そうだな、信じるか、か……」

「………………」

「お前は嬉しいんだろう?リヴァイ」

「………………」



「_______おーい!二人ともー!遅刻者調べ、終わったから教室戻ってもいいよー!」





「………現に、こうしてハンジや、ミケ、私がいるんだ。サリがいてもそうは驚かないかな。まあ、現実にはありえない話だがな」

「……そうだな」





「もーう!二人ともなに話してるのー?返事くらいしてよー」

「…うるせえクソメガネ」

「ああ、悪かったよハンジ。ありがとう」


「……………ぷ!」




「………おい、言いたいことがあるなら口にして言え。……1人で笑いやがって…気持ち悪い」

「ええ?いやいや!なんか、あの頃に戻ったみたいだなーと思ってさ」

「………」

「…そうだな、ハンジ。…それではそろそろ教室に戻ろう。時期にチャイムもなる」

「はーい」









桜が舞うこの季節。

少年少女達は

新たな物語の前触れとも

思わずに、

今日を

過ごす。



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