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幻影旅団のウンディーネ

第10章 クジラ島へ


月「無理」
ゴン「なんでさ!」
月「なら……貴方達も私の重りじゃない!幻影旅団の皆と居たいっていう気持ちの重り!私だって私を拾って愛してくれた人達を急に捨てろなんて言われたって無理よ!人形みたいな私に感情!言葉!生物!世界!全て教えてくれたのは彼らだったのに!無理だよ急に捨てろなんて………」
私の目から涙が溢れた
月「無理………よ」
ゴン「ごめん、無責任に言葉をぶちまけて、月音の事も考えずに言ってごめんなさい、」
月「ゴ………ン?」
なんでさ、なんでゴン……泣いてるの?、私の為に泣いてるの?どうして人の事で泣けるの?
月「ゴンは……眩しすぎるよ、人の為に泣いて、人の為に叫んで……眩しい……よ」
ゴン「俺は月音が綺麗に見えるよ、ごめんなさい月音が俺達を避けるのは俺達の為だったんだよね、片方だけなんて……無理だよね、大丈夫!俺達幻影旅団に喧嘩を売ったりしないから、月音の気持ち踏みにじったりしないから」
月「絶対よね、絶対死にに来たりしないでね」
そう言って私はゴンの手を握った
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