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Story by three

第8章 8




「…なんだよ」


「え、べっつにー?
あ、瑞希ー!」


『どうしたの、奈央?』


「…あんたさ、白河くんのこと
どう思ってる?」



遠くの方で圭が拝んでいるのが
奈央には見えていた。



『えっ?白河くん?
楽しい人だよねぇ
ちょっと賑やかだけど・・・』


「他には?」


『他ってなにがある?』


「(さすが鈍感娘
なにも気づいてない)
じゃあさ、鈴宮くんは?」


『え、鈴宮くん?』


瑞希は少し戸惑って


『んー、いい友達だと思うんだけど
何か違うんだよね…』


「(おっ!?)どんな感じに?」


『なんか、一緒にいると、こう…
胸が苦しいっていうか…


っといっても、まだよく分かんないんだけどね!』


「は?」


『今日初めて一緒に学校に来ただけだから
緊張してただけかも!』


「何、それ」


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