第5章 5
無事係り決めも終わり
翔、悠斗、圭は
話していた。
「(はー、めんどくせー!)」
「翔!いいなー!
瀬川ちゃんと同じ係とか
うらやましすぎ!」
「(俺だって瀬川と同じ係に
なりたかったっつーの!)」
そう素直に声に出していった圭に
対し悠斗は心の中で思っただけだった。
「だーかーら、あいつの
何がいいんだよ?
まだ何も知らねーだろ?」
そう言った翔に圭が
「顔!雰囲気!」
と答え、それに悠斗が
またしても、口には出さず
「(激しく同意!)」
と思っていたことは
誰も知らない。
そんな話をしていると
教室のドアが開き・・・