第3章 ひとしずく【沖田総司】
そのまっすぐすぎる文章に涙が止まらない。こうなることはわかってた。なんで沖田さんを止められなかった?私が弱いせいで沖田さんは死んだの?
沖田さん、約束しましたよね?『必ず、戻ってくる』って。その末路がこれなんですか?信じない。私はこんなの信じない。
あなたと生きた幸せをひとしずくでも注いだら雲の彼方の哀しみも薄め散らして消し去れる…
あなたとの思い出が少なくても、私は『絶対』にあなたのことを忘れません。だから、いつまでも遠い空の彼方から見守っていて下さい、沖田さん