第1章 その胡蝶、閨の教育係にて
耳から首筋へと、唇を降下させながら、壬氏はの閨着の帯をするっと解いた。
「壬氏様···」
壬氏の手が漢服の合わせを捲り、の乳房へと伸ばされていく。
「···、怖じけずいたか?」
「そんなわけ」
は羞恥に頬を染めて壬氏から視線を逸らす。
怖じけずいてはいないが、鼓動がやけに煩く感じてしまう。
「ん、···っ、ん」
壬氏はの漢服をはだけさせると、まろやかな丸みを帯びた乳房を見ては瞳を細めた。
雪のように白い肌、形の良い乳房と薄紅に色付いた乳首は、ピンと主張している。
見つめているだけだと言うのに、僅かに上がるの息遣い。
普段のじゃじゃ馬からは想像からかけ離れた『女』である事をこれでもか、と脳裏に刻み込まれる。
触れたらどんな反応をするだろうか。
薄紅に色付いた乳首を口に含んだら、どんな声音を聞けるだろうか。
壬氏は、自分の下腹部に熱が集まるのを感じた。
「···壬氏様?」
見つめるだけ見つめて、何も手を出して来ない壬氏を見た。
壬氏を見れば、その瞳には熱を持ちこちらを見ているでは無いか。
思わず、壬氏の色香に当てられて、唾を飲み込んだ。
「触れるぞ。遠慮はしないからな」
「承知、いたしています···、っ」
柔い乳房に手を伸ばせば、吸い付くような肌の弾力。
丸く円を書くようにそっと触れて揉みしだく。