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蜜月の君と胡蝶の姫【薬屋のひとりごと/R18】

第1章 その胡蝶、閨の教育係にて




「薬屋」の言葉に、壬氏の脳裏に浮かんだのは猫猫の姿だった。


確かに、猫猫ならば避妊の為に薬を調合するだろう。


しかし、このままこのまま姫を手放してなるものか···。


今手放したなら戻って来ないような気がして、壬氏はを横抱きにしたまま、ギュッと力を腕に込めてしまう。


─手離したくない。


─やっと、再会する事が出来たのだから。


閨教育係と称して、姫を呼んだが···結局、自分から手を出してしまった。


「い、痛いです。壬氏様」


「すまない!···、」


「何を、お考えになられているんです?···もしかして、物足りないのですか!?···でしたら、娼館へ···」


真剣に悩む壬氏を他所に、はとんでもない事を言い出した。


の発言に、中華鍋で頭を殴られたような衝撃を覚えた壬氏。


の心の中に、まだ、壬氏はいない···。


(さて、どうやってその気にさせた物か···)


全てはを自分へと振り向かせる為に─···。




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