【SPY×FAMILY】オペレーション・ヴェール【R指定】
第1章 OPERATION①
残り少ない理性を総動員させていると、耳元で控えめな声が聞こえた。
「…動いて…お願い…」
…ああ…もう無理だ。
その理性はあっけなく崩れた。
ロイドは彼女の細い腰を掴むと、大きく腰を動かし始めた。
彼女の唇から、甲高い嬌声が溢れた。
湿った肌がぶつかり合う音が部屋に響いた。
ロイドは奥歯を噛み締めながら、再び理性をかき集める。
こんなに激しく抱いてしまっては、か細い彼女が壊れてしまうのではないか…。
ロイドの首筋に青筋が浮かんだ。
そう思うのに、体が勝手に彼女を追い詰めていた。
ロイドに出来ることは、少しでも自分の動きを抑えようとすることだけだった。
しかし、それももはや虚しい努力だった。
ロイドの思いとは裏腹に、彼女の豊満な胸元はロイドの動きに合わせて上下に激しく揺れていた。
苦しそうな子猫のような声が、ベッドの軋みにかき消されていた。
彼女の顔は快楽に歪んでいても、なお美しかった。
ロイドが奥歯をギシリと噛み締めると、荒い息に紛れて聞き取れないほど低い悪態が漏れた。
ロイドは彼女の後頭部を掴むと、自分を惑わす彼女の唇を塞いだ。