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ハンドレッドノート -誰そ彼の少女-

第2章 私にはない絆


大通りへと出た私は、すぐに通りかかった空車のタクシーを拾った。
タクシーに乗り込み、後部座席に深く身体を預けると、運転手さんに行き先を告げる。

「——ネスト本部まで。急ぎでお願いします」

走り出した車の窓から、遠ざかっていくホークアイズの事務所がある斜目町(ななめちょう)の街並みを眺めながら、私はこれからの任務に思いを馳せた。
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