第19章 任務後のうたた寝
任務を終えた夕方。
呪術高専の教室には、夕日の柔らかな光が差し込んでいた。
「……疲れたぁ」
私は自分の席に鞄を置くと、そのまま椅子に座った。
隣では、脹相が心配そうに私を見ている。
「今日はかなり動いていたな」
「うん……ちょっとだけ休んでいい?」
「ああ」
私は脹相の隣に座り直すと、彼の肩にそっと頭を預けた。
「……五分だけ」
「好きなだけ休め」
その言葉を聞いて安心した私は、目を閉じる。
任務の疲れは思っていた以上だった。
すぐに眠気が押し寄せてきて――
私は脹相の肩にもたれたまま、眠ってしまった。
脹相はそんな私を起こすことなく、静かに座っている。
時折、ずり落ちそうになる私の頭を支えながら、穏やかな表情で寝顔を見つめていた。