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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第12章 おいで


「脹相?」

「何だ?」

「まだ離れないの?」

「…………」

気づけば、脹相の腕も彼女の背中に回ったままだった。

「……もう少し」

「ふふ。いいよ」

がまた抱きしめてくれる。

「…………」

俺は目を閉じる。
そして心の中で。

――やはり、これが好きだ。

と、改めて思った。

「おいで」と呼ばれることも。

その声に応えて近づくことも。

「来てくれてありがとう」と言ってもらうことも。

最後に額へキスされることも。

全部お気に入りだった。


「…………」

今日も彼女に抱きしめられている。

「脹相」

「何だ?」

「落ち着くね」

「……そうだな」

の腕が背中に回っている。
俺も自然と抱き返す。

最近は、こうしている時間が増えた。

ふと脹相は疑問に思った。

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