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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第10章 俺はリードされっぱなし


「最初はもちろん怖いよ」

私は少し笑う。

「嫌だったらどうしようとか、困らせたらどうしようとか」

「…………」

「でも、脹相ならちゃんと受け止めてくれるって思えるから」

「……俺を信じているから、するのか?」

「うん」

脹相はしばらく私を見つめていた。

やがて、握っていた私の手をゆっくり握り返す。

「……嬉しい」

「ふふっ」

「本当に嬉しい」

少し照れたように目を伏せる。

「なら……俺も、お前のことをもっと安心させられるようになりたい」

「もう十分だよ」

「それでもだ」

脹相は真面目な顔で言う。

「俺も、自分からしてみたい」

「うん」

「……お前が喜んでくれるなら」

「絶対嬉しい」

そう答えると、脹相は少し安心したように息を吐いた。

けれど。

何かを考えるように、また黙り込む。

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