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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第78章 卒業〜卒業式〜


「先輩」

「ん?」

「もう一つ、あります」

「え?」

「後ろ、見てみてください」

「後ろ?」

言われるまま、振り返る。

そして。

息が止まった。

「……脹相」

校門の少し手前。

そこに、脹相が立っていた。

私をまっすぐ見ている。

そして、その腕には
大きな花束が抱えられていた。

「……」

一瞬、何も言えなかった。

白や淡い色の花を中心にした、綺麗な花束。

それが夕方の光を受けて、柔らかく見える。

脹相が、ゆっくりこちらへ歩いてくる。

「卒業、おめでとう」

そう言って、花束を差し出す。

「……これ、私に?」

「ああ」

受け取るとそれは両腕で抱えるほどの大きさだった。

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