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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第72章 年末年始〜大晦日


「ねえ」

「はい?」

「今日は何するんだっけ?」

私は少し考えてから、今日の予定を頭の中で整理する。

「えっと……おせちの準備をして、年越しそばの準備もして」

「うんうん」

「あとは掃除の残りを少しやって……」

指を折りながら話す。

「それから、神社に行ってこないと……」

「神社?」

五条が首を傾げる。

「うん。年明けの準備で、ちょっとお願いされてることがあるから」

「ああ、そっか」

五条は頷きながら、またお茶を飲む。

「じゃあ今日は結構忙しいね」

「神社は五条さんのお使いなんだけど」

そう言うと、五条さんは露骨に嫌そうな顔をした。

「……僕のお使い?」

「そう」

「だったら本人が行けばいいだろう」

「五条さんが行ってくれないから、私が行くんだよ」

「はは」

「なら俺が連れて行こう」

「え!いいの?助かる」

結局五条さんは渋々、脹相と一緒に神社へ向かうことになった。

そして二人が帰ってきたのは、夕方だった。

「おかえり」

「ただいまー」

「お疲れ様」

玄関へ迎えに行くと、脹相が少し疲れた顔をして靴を脱いでいる。

「どうだった?」

「……意味は分からんが」

脹相が首を傾げる。

「向こうの奴らに感謝された」

「ふふっ」

思わず笑ってしまう。

「そりゃ感謝されるよ」

「なぜだ?」

「五条さん、いつも行かないから」

「……」

脹相が五条を見る。

「お前、いつも行っていないのか」

「だって僕、忙しいからね」

「……」

「いや、今の顔やめてよ」

五条が笑う。

「僕だってちゃんと感謝されるようなことしてるよ?」

「はいはい」

私は二人を促す。

「ほら、寒かったでしょ。中入って」

「はーい」

「……ああ」

それから夜ご飯の準備をして。
みんなで食卓を囲んで、順番にお風呂に入って。

ようやく落ち着いた頃には、外はすっかり暗くなっていた。
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