• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第70章 年末年始〜大掃除



年末の五条家は、朝から慌ただしかった。
私が泊まるのは二日間。

一日目は大掃除をして
二日目は年明けの準備の予定だ。

それだけでもやることは山ほどあるのに――。
五条さんの相手をしているからか、進みが悪い。

脹相は今日はあいにく任務が入っていて、それが終わり次第戻ってくる。

だからその日の午後になっても、五条家の大掃除は終わりが見えないまま続いていた。

「よし……次はこっち」

私は廊下の棚を整理していた。

そのとき

「ねえー」

背後から、聞き慣れた声がする。

「……はい?」

振り返ると、ソファに寝転がっている五条さんがこちらを見ていた。

「暇」

「そうですか」

「構って」

「今、掃除中です」

「知ってる」

「じゃあ、終わるまで待っててください」

「えー」

五条さんが不満そうに唇を尖らせる。

「ねえ、ちょっとだけでいいから」

「五条さん、自分でできることは自分でやってくださいね」

「冷たい」

「冷たくないです」

そんなやり取りをしていると、玄関のほうから物音がした。

/ 309ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp