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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第66章 クリスマス〜朝



食事を終えて、私は自分の荷物の中から小さな包みを取り出した。

「五条さん」

「ん?……何?」

「クリスマスプレゼント」

五条さんが目を丸くする。

「僕に?」

「うん」

「え、僕にもあるの?」

「あるよ」

包みを差し出す。

「日頃のお礼も兼ねて」

「……そっか」

五条さんは嬉しそうに受け取った。

「開けていい?」

「もちろん」

包みを開く五条さん。

「……」

「どう?」

「……嬉しい」

五条さんが、少しだけ笑う。

「ありがとう、」

「どういたしまして」

そのとき、ピンポーン。と玄関のチャイムが鳴った。

「……?」

私は五条さんと顔を見合わせる。

「誰だろう?」

立ち上がって玄関へ向かう。

「……え?」

そこに立っていたのは。

「おはよう」

脹相だった。

「脹相!?」

「迎えに来た」

「……あれ?今日って、待ち合わせって言ったよね?」

「ああ」

「じゃあ、どうして……」

「待っていられなかった」

「……もう」

思わず笑ってしまう。

その後ろから、五条さんも玄関までやって来た。

「脹相、おはよ」

「五条」

「朝から早いねぇ」

「……を迎えに来た」

「うん。知ってる」

五条さんが楽しそうに笑う。

そして私を見る。

「ほら」

「え?」

「行っておいで」

「昨日は僕に付き合ってくれてありがとね」

五条さんが笑う。

「おかげで、いい日になったよ」

それから、私の頭を優しく撫でる。

「僕のそばにいてくれて、ありがとう」

「……うん」

「今日は、脹相と楽しんできな」

「うん」

 私は笑って頷く。
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