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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第63章 失恋した友達


「……俺も、まだまだだな」

「え?」

私が聞き返すと、脹相は首を横に振った。

「何でもない」

その隣で、友達はまだ脹相を見ていた。

「いやぁ……」

そして、しみじみと言う。

「本当にいい人だわ、脹相さん」

「……ありがとう」

「、絶対大事にしなよ?」

「もちろん」

私は笑って答えた。

「脹相のこと手放すつもりないもん」

脹相は何も言わず、ただ、少しだけ嬉しそうに目を細めた。

そして心の中で、

 ――俺も、お前を大切にし続けよう。

そう静かに思っていた。
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