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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第53章 脹相の声


た。

「……だめだ」

「な、何が……?」

「お前がそんな顔をするとは思わなかった」

抱きしめる腕に、少しだけ力が入る。

「……もう一回言いたくなる」

「脹相……」

「俺の声が好きなんだろう?」

「……うん」

「なら……これからは、もっと近くで聞かせてやる」

耳元でそう囁かれて私はまた顔を真っ赤にする。

そして脹相は、そんな私を腕の中に抱いたまま、

「……本当に可愛いな」

と、今度は嬉しそうに笑った。
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